タイプに合わせた褒め方
みなさんは普段、人を褒める習慣がありますか?
もしかするとダメ出しや嫌味ばかり言ってませんか?
日々生活する中で、他人との関係は切っても切れないものです。
親・子・パートナー・上司・部下・取引先・先生・友人etc....
よく、「褒めたり報酬を与えたりすると、それを目当てに頑張るだけで意味がない」という人がいます。たしかにそれも一理あります。
ただしそれは、本人がやりたくないことを無理やりやらせているからです。そういった場合、速やかに話し合う必要があります。
さて、
今回は「褒め方」についてご説明していきたいと思います。
もし、方法を間違っていたり批判ばかりしていると、かえってやる気を削いでしまう原因にもなるので注意が必要です。
正しい褒め方は内発的意欲にとても効果があります。
まずはじめに、正しい褒め方といってもパターンによって分かれています。
人の性格はそれぞれですから、画一された褒め方ではうまくいきません。ですので、本来ならより細かく分けたいところ。今回はおおまかに4つのカテゴリーに分類しました。下図の通り
まず、好奇心旺盛
好奇心旺盛なのは良いことですが、短所とすると飽きっぽい性格とみることができます。このような性格の場合、うまくいっていても飽きてしまい、ほかのことに目移りしてしまいます。なので、こまめに褒めることで興味を持ち続け行動できます。
次に慎重派
慎重派の場合も実は好奇心旺盛と同じく、こまめに褒めることが成長につながります。慎重派もやはり、うまくいっていても自信が持てず、自分は間違っているんじゃないかと不安になり足踏みしてしまいます。そんなとき、こまめに褒めることで背中を押してあげると頑張り続けることができます。
3つめがこだわり派
こだわり派の人は己の信念に付き従い、周りの声に影響されないから褒めても意味がないと考える人もいます。しかし、こだわりの強い人にもきちんと褒め方があります。それはプロセスではなく、結果を褒めるということです。
最後は社交的
社交的でコミュニケーション能力が高い人は、褒められる時も他者の存在が大事です。一人の人に何度も褒められるより、いろんな人から褒められるほうが響きます。
注意点として
人はいろいろな傾向を併せ持っているものなので、上図はあくまでも参考程度に考えなければいけません。
さて、どうでしたでしょうか。
褒めるということは、相手を成長させるだけでなく好感を抱かれ、コミュニケーションを円滑にもしてくれます。
性格や時と場合を見極めて、どんどん褒めていきましょう。