ハンスの日記

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安倍総理イラン訪問でもたらしたもの 国際評価は? アメリカとイランの不義理 

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まるで国営放送

 

やっぱりNHKは年々、国営放送に近づいてしまってるようです。

今回のイラン訪問の件、海外での報道のされ方とNHKの報道内容でだいぶ異なるものでした。

 

NHKによるとイランの最高主導者ハメネイ氏が安倍さんの助言を聞いたと。

 

たしかに安倍さんは日本の首相として41年ぶりにイランに訪問し、アメリカとイランの仲介にいきました。

しかし、貢献性は低かったというのがアメリカ、イラン、またその他の国での報じられ方。

NHKだけ見ている人からは「さすが外交の安倍だ」と自国の首相を評価したくなる内容。

 

これじゃまるで国営放送じゃないですか。

政府に都合のいいように報道し、正確性はその次。

公営放送として市民一人ひとりから受信料を徴収している報道機関として、とても問題ある姿勢です。

 

NHKのこうした姿勢には年々批判が高まっており、自浄能力があるのか疑問に思っています。今後もこのような報道姿勢を続けるならば、なにか行動を起こさなければならないでしょう。

すでに「NHKから国民を守る党」という政党も誕生しており、過激的な発言はありますが、NHKに対してNOという広がりがあることは評価されるかと思います。

 

ちなみに今回のイラン訪問に関してNHK以外のメディアでも安倍さんを肯定的に報道しているのが残念です。外記で述べますが、成果はありませんでした。

 

イラン訪問の実際の国際社会からの評価は?

 

まず訪問先、イランからの評価はというと「仲介役として期待していない」

「誠実な仲介者だと思っていない」といった捉え方で、実際に芳しい返事はもらえませんでした。

 

また、アメリカはどうかというと仲介役として頼んだにもかかわらず、トランプ大統領はその日にイランへの新たな制裁を発動しました。

こう見ると、アメリカも安倍首相に仲介役として期待していなかったのか、そもそも安倍さんが頼まれてないのに率先して引き受けてしまったのか。

どちらにしても仲介役が双方から期待されていなかったというのは日本国民として残念でなりません。

 

さらに各国での報道は非常に厳しいものです。

 

「安倍首相は選挙へ向けて国内アピールのため外交に行ったのではないか」

とハッキリと言われてしまってます。

 

もちろん成果はありませんでしたが、国内メディアは訪問自体を評価する報道をするので成果がなかったことは報じられない。その結果アピール成功というわけです。

 

外交の安倍と言いながらも結果はこの通り。

自国の外交もうまくいってないのですから他国の仲介役なんてできるはずがない。

 

日本のは「報道の自由度ランキング」が低いように、忖度した内容となっているので、きちんと海外メディアのニュースから情報収集する癖をつけましょう。

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さらにホルムズ海峡近くで日本のタンカーが襲撃されたとの報道がありました。イランがかかわっているかは不明ですが、徒労に終わった外交後にこうした事件が起こるなんてまさに泣きっ面にハチ。